商品の説明Ask me anything in English.I’m happy to answer any questions at any time.Lucy様作ミニ座布団付島根県奥出雲町で、たたら吹きという製鉄法を継承する日刀保(にっとうほ)たたらで製鉄された玉鋼。真砂砂鉄と木炭を30分おきに交互に焼べること3昼夜で製鉄。近代製鉄法では再現できない誇り高い日本の技術です。たたら(蹈鞴)とは元来は、ふいご(風を送る道具)の意味でしたがその製鉄法や製鉄所をも意味するようになりました。公益財団法人「日本美術刀剣保存協会」通称「日刀保」(にっとうほ)などの尽力により靖国たたら跡地に復元された日刀保たたら。画像に写る安来製作所が、日刀保たたら=たたら場の所在地ですが特殊鋼のヤスキハガネでも有名です。現在はプロテリアル安来製作所。旧称は日立金属安来工場でした。靖国たたら跡地は日立グループから提供された施設です。たたら吹きは明治時代に近代洋式製鉄技術による影響から衰退しながらも軍刀需要により第2次世界大戦中に靖国たたらとして復活し終戦とともに操業が途絶えました。刀鍛冶(刀匠)からの強い要望を受けて1977年に「日刀保たたら」として復元され例年1月から2月に操業されています。3昼夜を1,200~1,500度で維持する炉の1回の操業で2~3トン程度の鉄塊を作る作業ですが玉鋼を生む核となる鉧(けら)1トン程度、やや品質の落ちる銑(ずく)1.6トン程度、その他は「のろ」と呼ばれる鉄滓(てっさい)/スラグ等。鉄塊全体を指して鉧(けら)と呼ぶ場合もあります。鉧から粉砕を経て分別される玉鋼は300~600キログラム。さらにその中から採れる100キログラム程度の最高品質、1級Aがこの商品です。1級B、2級A、2級Bと下位のランクが存在します。村下(むらげ)とは、たたら場を統括する総指揮の意味です。有名な木原明(Akira Kihara)村下は2024年6月に逝去。翌月には木原明村下に30年学んだ堀尾薫氏(1969年生)が5代目村下に就任。直近10年間は村下代行として務めてもいます。玉鋼は個体差がありますが100ナノメートルの酸化皮膜による光の干渉作用が強いと煌びやかな外観になります。日本刀、玉鋼は錆びにくいことで知られていますが購入後は商品の性質上、湿気等にご注意下さい。商品の情報カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 武具 > 刀商品の状態新品、未使用発送元の地域未定